森田療法と「生活の発見会」

森田療法とは?

 

 森田療法は1921年頃に東京慈恵会医科大学名誉教授であった森田正馬(もりたまさたけ、又はしょうま)博士によって創始されたといわれ、神経症(ノイローゼ)に対して高い治療効果があるものとして知られています。 

 考え方の基本は症状、不安は敢えて取り除こうとはせず、あるがままに受け入れて、そのうえで、生活上必要ななすべきことをなすというもので、神経症以外の心の悩みや「生き方」の哲学としての応用も試みられています。

 

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NPO法人「生活の発見会」とは?

  

 神経症に悩んでいる人たちが森田療法の基礎理論を学びあい、実践することで、悩みを克服していくことを目的として設立された自助グループです。

 

創始者、森田正馬の指導により神経症を克服した水谷啓二が自宅に「啓心会」を創設し、神経質者の例会を開いたのが先駆になります。

 

1970年水谷啓二の没後、長谷川洋三、斎藤光人が中心になり、集団運営による相互学習団体として再出発しています。

 

2005年にNPO法人の認証を受けました。現在は北は北海道から南は沖縄まで約2000名の会員がおり、全国約140か所で会合(集談会)があり、仲間が集い、体験を話し合い、学び合っています。

 

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千葉集談会とは?

 千葉県内に4か所ある集談会の1つで、千葉市内で開催されている唯一の集談会になります。創立は1980年で生活の発見会の中でも歴史のある集談会の1つです。